更年期と生理不順の関係
更年期障害の女性

生理不順で分かる更年期の現れをご紹介します。

更年期の生理は出血量が変化する

女性の40~50歳代は更年期と呼ばれる年齢です。
この時期は卵巣機能低下に伴い月経の異常が表れやすくなります。
月経量が多くなったり、期間が長引くなども症状のひとつです。
また、この年齢で起こってくる月経困難症は、子宮の器質的な変化によるものであることが多く、もっとも頻度が高い疾患は子宮筋腫です。
筋腫が出来る箇所により月経過多になることもあります。
筋腫による月経困難症は、排卵と月経が周期的にあるからこそ発症するもので、卵巣は機能しているということになります。
仮に筋腫があっても、閉経後の無月経であれば月経過多や月経痛は起こり得ません。
また、閉経が近いと無排卵月経になりやすくなりますが、重症化はしにくいのが特徴です。

月経過多が長期に渡ると、鉄欠乏性貧血も起こってきます。
この場合、通常の内科で処方される鉄剤服用による治療では間に合わなくなってきます。
閉経が近くても、月経過多の原因が筋腫であるとはっきりしていれば、貧血の程度により外科的な手術が必要と判断されることもあります。
過去に検査をして筋腫はないという結果であっても、月経過多がひどく、期間が長い場合は再度現状をみる検査をすることも検討したほうがよいでしょう。

このように、更年期の生理は出血量が変化するということを念頭において、自己判断はせず必要に応じて検査を受けるなどの対策が必要です。