生理不順の始まりは更年期の初期症状

日本では、避妊に使われる女性ホルモン剤のことを避妊薬と呼んでいます。
もう一つのピルという名前も広く知られています。
女性の生殖機能をつかさどる、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれており、排卵を抑制する働きがあります。

卵胞ホルモンは女性らしい体を作るホルモンであるため、このホルモンが出ている時は体調が一番良い時になります。
一方、黄体ホルモンは妊娠をつかさどるホルモンであるため、人によっては頭痛や腹痛を起こしたり、イライラしたりします。
このホルモンが際立ち、辛く重い症状が出ることを生理前症候群、PMSと言い、日常生活にも支障が出ます。
二つのホルモンがバランス良くでれば、女性の体に異常は起こりにくいのですが、加齢やストレス、無理なダイエットなどが影響して、バランスが崩れてしまいます。

生理不順の始まりは卵巣の機能が落ちてくる35歳頃から感じ取られます。
なんだか生理周期が遅くなったり早くなったり、量が以前とは違う、と何らかの気になる症状が出始めます。
イライラして仕事や家事が手に付かない、気分がふさぎ込んで何をする気にもなれない等の、更年期の初期症状も見られるようになります。
不快な症状が気になってしまうのは、先ほど述べた卵胞ホルモンが足りなくなるせいで、女性の体調が良い時期が少なくなってしまうからなのです。

足りないホルモンは、補充すれば元気になれますが、その量や副作用も心配です。
そんな時にうってつけなのが、超低用量のピルになります。
ホルモンの含有量がとても少ない安全な薬なので、副作用も少なくなります。
何よりも、薬を飲むと、若い頃のように、はつらつとした元気な毎日を過ごすことができます。
もう妊娠の必要が無いから避妊薬はいらない、副作用が怖い、という先入観は持たず、女性らしくあるためにピルを利用するのも賢い選択と言えます。